当店は、北海道のせたな町大成区を中心に、生産者が愛情こめて育てた農産物、道南日本海が生んだ海の幸に「こだわり」をもって販売しております。
是非、一度ご賞味ください!

お知らせ・更新情報
2019.01.09
メンテナンスのため地方発送(ネットショップ)を一時停止中です。
2018.10.01
生産者紹介を更新しました。
2018.09.01
地方発送(ネットショップ)を開始しました。
ジャガイモ・黒大豆を全国地方発送いたします!
2015.01.12
こがね屋ホームページオープンしました。
随時情報を追加し、コンテンツを充実させていきますのでお楽しみに。



北海道の最西端、檜山支庁管内の中央に位置し、日本海に面して、海上27kmを隔てる奥尻島と相対する町です。日本海追分ソーランラインのルートにもなっており、自然の造形美といえる親子熊岩などの奇岩、怪岩が続く長磯海岸、透明度の優れた青い海と荒々しい断崖絶壁のコントラストが楽しめる太田海岸など素晴らしい景観の海岸線があります。





断崖絶壁にそびえる太田山(485m)は道南五大霊場の一つで、日本海を真下に厳然と威厳を保つかのようにそびえ立っています。ここに北海道最古の山岳霊場、太田神社があります。
創立は、嘉吉年間(1441~1443年)といわれ、亨徳3年(1454年)松前藩の祖、武田信広公が太田に上陸した際に太田大権現の尊号を賜ったと言い伝えられています。以来、航海の安全と霊神の加護として信仰されてきました。円空や 菅江真澄などの高名僧、高名な旅行家、 松浦武四郎などの探険家も訪れているほか、阿部比羅夫の伝説も伝わる所です。



山を見上げると40度の急勾配の階段に3つの鳥居、階段は足を掛ける縦幅も狭く恐ろしさを感じる。登りきった階段の左横には地蔵があり、ここで階段を見下ろすと、あらためて階段の勾配に驚かされる。ロープ沿いに山道が続き、ロープは階段から本殿まで続いているので道に迷うことはないが、道は木の根と岩石が入り込んだ狭い道幅で注意が必要。
50mほど歩くと小川があり、先に鉄はしごがあるのでそれを登り進む。そこより100m登ると岩崖の下に地蔵があり、さらに100m近く登ると女人堂がある。周辺は大木が多く、平地も有ることから休憩地点とできる。
険しい山道が続く。勾配がきついためロープを掴みながら登る。探検家の松浦武四郎(安政3年に太田神社を参拝)の手記に「オニカミノボリ」という言葉があるが、まさしく「鬼が神のように登る道」!いよいよ本殿の鳥居が見え、そこより進むと鉄の橋がある。幅1m、長さ16m、ゆっくりと橋をわたると右下は谷底、左側の絶壁には鉄の鎖が見える。
本殿のある岩穴の真下まで来た。 90度の絶壁から7メートル程の長さの鉄鎖が下がっている。恐ろしさを感じるが、これを登らないと本殿にはたどり着けない。鉄鎖を登りきり、やっと岩穴内の本殿に着く。岩穴は広いところでも4m程度。
本殿の社は高さ・幅・奥行きとも2.5mから3m程。岩穴内は涼しく、約70cmの玉石も奉納されている。参拝し、岩穴より眺望すると拝殿・定燈篭・青い海が見え、正に太田山は太田大権現、神の住む霊場であることが実感できる。


太田神社拝殿横の崖に、安政4年(1857年)に建設されていた北海道有数の古さを誇る灯台 定灯籠が復元されています。
この場所は昔から「じょうとうの崎」と呼ばれ、なぜこの呼称があったのか不明でしたが、地元高等学校教諭が古文書などを調べ、その存在を突き止め、定灯籠があった場所と台座、定灯籠本体の破片を発見しました。
また、台座の岩に刻まれた碑文も発見され、安芸の国の行者 政四良という人物が奉納したのであろうということも推測できました。
これらのことにより「久遠を知る会」が結成され、さらに史実を掘り起こし、この史実検証に基づいて昭和63年に復元が計画され、往時の姿そのままに完成されました。
定灯籠は高さ1.3m、幅40cmの青銅製で、淡くともる灯火は海の色、太田山とあいまって幻想的な雰囲気をかもし出しています。

ホーム | 生産者 | 地方発送 | 会社情報 | プライバシーポリシー | お問合せ | 特定商取引法に関する記述

Copyright © 2015 株式会社 こがね屋 All Rights Reserved.